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介助犬になれなかったけど

わたしの家には2匹の大型犬がいる。

アメリカ生まれの黒ラブ-メロディー(12歳)と、京都生まれ千葉育ち、介助犬協会から来たラブとゴールデンのミックス-「いと」(3歳)だ。

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2人とも女の子で、わたしにとって人間の息子(9歳)と同様、可愛い娘に何ら変わりがない。

「いと」が我が家にきたのは2年前のちょうど今頃だった。

その1年程前に主人のたっての希望で、介助犬協会の「キャリアチェンジ犬を引き取るボランティア」に登録していたが、先住犬メロディーがしっかり者でちょっと気難しい性格なので、女の子でやさしくてのんびり屋の子がいいと思い、そういう子がキャリアチェンジするまで待っていた。

介助犬協会から紹介された「いと」は、まさにその希望通りの性格だった。

初めて「いと」に会った時からメロディーも私も(勿論主人も息子も)「いと」の愛くるしさにメロメロで、特にあの気難しいメロディーが最初から「いと」を気に入った様子から「この子しかいない」と確信した。

顔はすごく美人なのに、お茶目で甘えん坊で寂しがり屋でちょっと間抜け・・・・。

散歩の時に知らない人や車とすれ違う時、メロディーは私をガードするように私の左側にスッと入って守ってくれるけど、「いと」は「怖いの~~」とメロディーと私の影に隠れてしまう。

まったく頼りにはならないけど、私もメロディーも「いと」のそういったところが一番のお気に入りだ。

先日ある人から「介助犬になれなかった犬を引き取った時、どう思いましたか?」と聞かれた。

聞かれた瞬間、私の頭の中は「??????????」となった。
聞かれた理由が分からない。
というか、「介助犬になれなかったこと」が特別なことなんて、聞かれるまで一度も考えたことがなかった。

確かに協会の人達やパピーホームの方々は、「いと」に期待して一生懸命これまで育ててくれたに違いない。

その事実には本当に感謝している。

その期待があった人達にとって、「いと」が介助犬になれなかったことは「残念」なことなのだろう・・・。

でも、「いと」は「介助犬候補生」という前に「ただの犬」だ。

「ただの犬」というと言い方は悪いかもしれないけど、私だって「インテリアコーディネーター」「妻」「母」という役割の前に「ただの人」だ。

役割は「ただの犬」「ただの人」に後から付いてくるものだから、その役割はいつどこで変更したっていいに決まってる。

「いと」は「介助犬候補生」から「我が家のアイドル」に転身しただけだ。

たったそれだけのこと・・・。

「落第」じゃなく「転身」しただけ・・・。

そして今、「いと」は幸せな「なんちゃて介助犬」として私の傍に寄り添っている。

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人間だって犬だって、役割や生き方を途中で何度変更したっていい筈・・・。

幸せになる為に・・・。

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Author:takekos1
はじめまして、takekos1(タケコ)です。
四年前までフリーランス・インテリアコーディネーターとして仕事をし、小学校3年生の男の子の母親で、育児&家事に追われる普通の42歳の主婦でした。
突然のALS発病で大好きだった仕事を失くしたけど、どんな時でも笑顔だけは忘れず残された日々を楽しみながら生きていたら、突然進行が止まりました。
そして、今新たな幸せな人生を歩み始めています。
難病だって身体が動かなくなったって、生きていればきっと幸せは見つけられるって信じてます。
病気についての詳しいことは、下記のブログで書いています。
http://plaza.rakuten.co.jp/takekos1/

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