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始まりは突然に・・・

とにかく暑かった今年の夏。
ダルいのも、疲れるのも、婦人科の検診で異常な高血圧を指摘されたのも、全部暑さのせいにしてた。

この時の血圧は「180-120」。
今までどちらかというと低血圧気味だったのに、確かにおかしいかも・・・。

身体はどんどん辛くなるし慌てて総合病院の内科を受診したら、急な高血圧の原因は他にあると言われてしまい、検査を重ねる内に手足の強張りなどの症状が出てきた。

検査の結果は全て異常なし。

ホームドクターに相談したところ、その日の内に神経内科のクリニックに行くように言われ、今の主治医のH医師に初めて会ったその日の内に「2年位で亡くなってしまう病気かもしれない・・・。」と告げられた。

よく告知を受けた人は「頭が真っ白になった」とか、「目の前が真っ暗になった」とか、その場に泣き伏してしまったとか聞いていたけど、私の場合ただおかしな夢を見ているような気持ちがしただけで、「何かの冗談でしょ?」としか思えなかった。

だってその時はまだ足も引きずっていなかった(自分ではそう思ってた)し、車を運転して病院に行ってたし、手だって使い辛いけどちゃんと動いていたし、そんな悪い病気の筈ないって・・・。

最後にH医師が言った「他の似た様な病気の可能性もあるから。」という言葉だけを信じて紹介された大学病院にいくことにした。

大学病院への4週間の検査入院中に全身・半身・部分的な痙攣発作や硬直発作を繰り返し、気付いたら1人で歩くことが出来なくなっていた。

血圧も危険な程高くなってしまうのでリハビリも思うように進まないし、髄液検査の後遺症で2日間起き上がれなくなってしまい、看護師さんから「寝たままお風呂に入れてあげられますよ。」って言われた瞬間、今まで見て見ない振りをしてきた現実がドッと押し寄せて来て、不覚にも声をあげて思いっきり泣いてしまった。

人前で泣いたことなんてなかったのに・・・。

それから2日間は具合も悪かったせいもあって、看護師さんや同室の人達の優しい言葉にいちいち泣いていた。

大学病院での検査が終わり筋電図の波形が取れなかったらしく、「症状はアミトロですが、検査結果に異常が出ていないので、今のところ一応「心因性」ということにして経過を見ていきましょう・・・。」と何ともハッキリしない説明を受けて退院。

電話で話していただけでしばらく私に会っていなくて、1か月振りに私の身体の状態を見てあまりの進行の速さに驚いたH医師が、「随分進んじゃってるね。やっぱりALSしかないかな。」と言って確定診断となった。

いくら心因性と言われても、自分でそう思い込もうとしても、病気の進行はぜんぜん待ってくれない。

心の準備をする時間なんて、全くなかった。

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takekos1

Author:takekos1
はじめまして、takekos1(タケコ)です。
四年前までフリーランス・インテリアコーディネーターとして仕事をし、小学校3年生の男の子の母親で、育児&家事に追われる普通の42歳の主婦でした。
突然のALS発病で大好きだった仕事を失くしたけど、どんな時でも笑顔だけは忘れず残された日々を楽しみながら生きていたら、突然進行が止まりました。
そして、今新たな幸せな人生を歩み始めています。
難病だって身体が動かなくなったって、生きていればきっと幸せは見つけられるって信じてます。
病気についての詳しいことは、下記のブログで書いています。
http://plaza.rakuten.co.jp/takekos1/

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