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自分らしさって


7月14日。
呼吸筋麻痺の進行に伴う排痰の困難から気管切開手術を受けた。

声が出なくなるかもしれない、出たとしても出し辛くなるかもしれないことは勿論わかっていた。

でも、この先を自分らしく強く笑って生きて行く為に必要だと思い決心したつもりだった。


特に術後は痛みに弱く普通の痛み止めが効かないわたしにとって想像以上に辛く、強い痛み止めの影響で不覚にも取り乱し看護スタッフの方々に迷惑を掛けたり泣いたり怒ったり…。


話せないことが想像以上に辛く、心から笑えない日々が続いた。


今までのわたしは人に頼ることが苦手で、人前で弱い自分を見せることが特に嫌いだった。

人前で(勿論主人の前でも)、多分ここ十年以上泣いたことはなかった。



「こんなわたしって、わたしじゃない…」


それまで耐えてきた心の糸が、プチっと音を立てて切れた気がした。



どんなに頑張って生きていても、自分らしくなかったら意味がない。

いつも強く笑っていられなければ、わたしがわたしらしく生きていくことはできない。



「自分らしく生きられなくなったら終わりにしたい…。」


ある人に向かいそう呟いていた。



その人は、わたしの想像を超えるような苦労を背負い、今も人生を歩み続けている人だ。

その人から掛けられた言葉はひとつ。


「自分らしさって、時が経つと変わることがあるんじゃないかな…。」


さりげない一言だったけど、今のわたしにとってとても重く心に響く言葉だった。



自分らしさってなんだろう…。

まだ答えは見つかっていない。


もしかしたら、この答えを見つけた時がゴールなのかもしれない。




























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プロフィール

takekos1

Author:takekos1
はじめまして、takekos1(タケコ)です。
四年前までフリーランス・インテリアコーディネーターとして仕事をし、小学校3年生の男の子の母親で、育児&家事に追われる普通の42歳の主婦でした。
突然のALS発病で大好きだった仕事を失くしたけど、どんな時でも笑顔だけは忘れず残された日々を楽しみながら生きていたら、突然進行が止まりました。
そして、今新たな幸せな人生を歩み始めています。
難病だって身体が動かなくなったって、生きていればきっと幸せは見つけられるって信じてます。
病気についての詳しいことは、下記のブログで書いています。
http://plaza.rakuten.co.jp/takekos1/

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